WiMAXがわかる!トップページ

WiMAXの基本的な情報から、料金や速度、端末の特徴や選び方、プロバイダやキャンペーンまでをまとめました。
WiMAXとは
カンタンにインターネットを始めたいけれど、WiMAXは初めてという方は、まずこちらをご覧ください。
WiMAXの料金について
WiMAXの料金っていくらなの?最初に必要な料金や、月額料金、オプションなど、実際に必要な料金について知りたい方はこちら。
WiMAXの契約期間について
WiMAXの契約期間って何年?申し込み先によって契約期間は変わるのか、契約期間なしで申込むことができるのか、などについて知りたい方はこちら。
WiMAXのエリアについて
WiMAXは日本中どこでも使える?エリアの確認方法など、エリアについて知りたい方はこちら。
WiMAXの通信速度について
WiMAXの速度って速いの遅いの?光回線や他のサービスと比較してどうなのか、動画やゲームに十分な速度が出るのか、などの疑問を、実測、実際の利用状況を知りたい方はこちら。
WiMAXのデータ通信量・通信制限について
WiMAXは実際にどれくらいデータ通信を行うことが出来るのか?動画やゲームのダウンロード、容量や通信制限などについて知りたい方はこちら。
WiMAXの通信その他について
LTEオプションや、2.4Ghz、5Ghzの周波数(ギガヘルツ)について知りたい方はこちら。
WiMAXのプロバイダ&キャンペーンについて
WiMAXを激安価格で申込めるおすすめプロバイダについて、特徴やキャンペーンを知りたい方はこちら。
WiMAXの機種について
WiMAXの最新機種や人気機種、性能の違いなど、機種に関する情報が知りたい方はこちら。
WiMAXの類似サービスについて
他社のポケットWiFiや、ソフトバンクエアーなどのホームルーターなど、WiMAXによく似たサービスの情報や比較などはこちら。
WiMAXとauについて
回線やサービスを共有しているWiMAXとauですが、WiMAXはどちらで申込んだ方がお得なのか?auユーザーならauで申込んだ方がいいのか?などを知りたい方はこちら。
WiMAXとWiFi、通信関連について
進化しつつある世界のWiFi、通信技術、ファーウェイ問題や5GなどとWiMAXの関係について知りたい方はこちら。
WiMAXとは
WiMAXとは、手軽にインターネットを始めることが出来る人気のサービスです。
持ち運びができるモバイルルーターと、据え置き型のホームルーターがあります。
インターネットでオンラインゲームをしたり、スマホの容量として使ったり、パソコンで仕事をしたりすることが可能になるわけですが、モバイルルーターなら好きな場所に持っていくという使い方も出来てしまうわけです。
光回線だと工事が必要ですし、開通までに時間がかかるし、何かと下調べや手続きが大変なので、自宅用のホームルーターの人気も上昇しているようですよ。
WiMAXなら店舗で契約すれば当日から、ネットで申込んでも早ければ翌日から始めることが出来ますからね。
プランは無制限の「ギガ放題」と、月に7GBまでのプランがありますが、UQと一部のプロバイダでは「ギガ放題」のみ取り扱っています。
WiMAXの料金について
※料金は特に記載しない限り税抜き価格で表記しています。

WiMAXを使っていると「WiMAXっていくら?」と聞かれることがありますが、実はハッキリした金額はありません。
なぜなら申込み先やキャンペーンによって大きく異なるからです。
でもあえて言うなら、UQ WiMAXの月額料金3,880円が基本ということになります。
UQ WiMAXの料金
事務手数料 | 3,000円 |
---|---|
月額料金 | 3,880円 |
端末代 | 15,000円 |
LTEオプション | 1,005円/利用した月 |
この料金が、実際にキャンペーンでいくらぐらいになるかというと、月額3,500円以下で、端末代0円、LTEオプション代0円になるのです。
WiMAXの契約期間について
WiMAXの契約期間もちょっと複雑です。
UQ WiMAXでは縛り期間のないプランと2年プラン、系列会社のBIGLOBEでは1年プラン、その他のプロバイダでは3年プランとなっています。
UQ WiMAX | 縛り期間なし&2年 |
---|---|
BIGLOBE | 1年 |
その他のプロバイダ | 3年 |
契約期間が短い方がお得に感じますが、UQ WiMAXとBIGLOBEは、月額料金が高い上に、機種代も高いという”落とし穴”があるので注意しなければいけません。

3年契約で申込んだ方が、機種代0円で、月額料金も安く、たとえ1年で解約して違約金を払ったとしてもお得だということがわかりました。
WiMAXのエリアについて
全国展開されているWiMAXのエリアですが、確認方法はこちらからサービスエリアマップをクリックして地図上で確認するか、ピンポイントエリア判定で住所を入力して「〇△×」で判定するかになります。
ちなみに通常の回線は「WiMAX2+」、オプションのLTE(ハイスピードプラスエリアモード)は「LTE」を選択してから行ってください。

判定が×(圏外)の場合は、残念ですが他のサービスを探した方がよさそうです。
<関連記事>
>>WiMAXのエリア判定が三角の人はこちら
>>田舎、エリア外でもWiMAXを申込みたい人はこちら
WiMAXの通信速度について
WiMAXは速度が速いというのも人気の理由の一つでもあるわけですが、どれくらいの速さなのでしょうか。
下り最大速度:440Mbps
上り最大速度:75Mbps
これが一番広い範囲でのWiMAXの最大速度となり、東京や大阪、愛知などの一部の地域で、LTEを併用したハイスピードプラスエリアモードだとさらに期待値が高くなります。
Speed WiFi NEXT W06の場合
有線接続で、下り最大:1.2Gbps
無線接続で、下り最大:867Mbps
光回線なみの速度ということになります。
ですが、これは最大速度であって、WiMAXの価値は”ベースである下り最大速度440Mbpsのエリア”が広いというところにあるといえます。
つまりあまり最大速度で比較するのは意味がないと言えるのかもしれません。
もっとも大事なのは、実測です。
実際の速度がどれくらい出るのか、W06で検証した結果がこちらです。
遅い時でも20〜30Mbps出ています。
「光回線でも実測はこれぐらい」という方も多いと思いますが、これぐらい出ていれば、高画質で動画を視聴することもできますし、まず困ることのない速度です。
調子がいい時はもう少し早いです。
ここまでくればルーターとしてはかなり速い方で、4K、8Kといった超高画質動画や、360℃動画なども、途切れることなく視聴することが可能なレベルになります。
さらにハイスピードプラスエリアモードに設定して、USBコードで有線接続すると、もっと速くなることも。
もちろん地域や時間帯などによっても左右されますが、総合的にWiMAXの速度が優秀なのは間違いありません。
速度の単位:Gbps、Mbpsについて
これはWiMAXだけでなく、通信の速度をあらわす単位で、Gbps(ギガビーピーエス)、Mbps(メガビーピーエス)と読みます。
1秒間に処理できる量で速度をあらわしているのですが、単にギガ、メガと呼ぶ人もいるので、容量のギガバイト、メガバイトとごっちゃにならないようにしなければいけません。
1Gbps=1,000Mbpsなのはいうまでもありませんね。
もう少し詳しく知りたい方はこちら↓↓の記事をどうぞ。
WiMAXの速度の単位「Gbps」「Mbps」をわかりやすく解説
<関連記事>
>>WiMAX夜になると速度が遅くなる?
>>WiMAXは雨や雪の日だと遅い!?
>>WiMAXは地下鉄でもつながるか検証!
WiMAXのデータ通信量・通信制限について
WiMAXのデータ通信量と通信制限について説明していきます。
WiMAXのデータ通信量というと、スマホでいうギガなどの容量に当たるものです。
例えば、WiMAXには7GBプランがありますが、月に7GB使ってしまったら、スマホと同じように月末までは使いものにならなくなってしまうわけです。
ですがWiMAXには「ギガ放題」という無制限プランがあります。
ギガ放題なら、月に100GBでも1000GBでも使い放題なのですが、注意しなければいけないことが一つ。
WiMAXは回線の混雑を防ぐために、通信制限を行っているということです。
具体的には、当日、前日、前々日の3日間の合計が10GBを超えたら、その翌日の18時〜翌2時までの8時間は、速度が約1Mbpsに制限されます。
ここでスマホや7GBプランと違うのは、速度制限されるだけで、使いものにならないわけではないということです。
1Mbpsの速度があれば、YouTubeやプライムビデオなど、標準画質であれば、視聴することが出来るので、そこまで困ることはありません。
また速度制限がかかる18時〜翌2時までの8時間以外は、通常通り高速通信が可能なので、使い方によっては使い放題と同じように使うことができるわけです。
ちなみに、高画質動画やVR動画の視聴やダウンロード、ゲームのダウンロードなど、データ通信量を大量に消費することがない限り、めったに通信制限にかかることはありません。
他のサービスだと通信制限はない?
よくWiMAXのデメリットとして、通信制限があげられますが、WiMAXは通信制限のルールが明確なだけであって、他のサービスは通信制限がないわけではありません。
実際に”通信制限なし”を謳っていた「どんなときもWifi」や「THE WiFi」「限界突破WiFi」などは、人気が出たものの、急激な利用者の増加で、サービス自体が破たんする状況に追い込まれる事態となりました。
ソフトバンクエアーにしても、夜のみんなが使う時間帯に遅くなるというのは、周知の事実です。

もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい。
>>WiMAXは100GBどころか1000GBでも通信制限なしで使える!
>>VR動画のデータ通信量ってどれくらい?WiMAXでも大丈夫?
>>DAZNを好きな場所で見るならWiMAX!通信制限は気にせずOK!
WiMAXの通信その他について
ここでは、WiMAXの通信に関係するLTE、Ghzについて説明します。
まずLTEですが、WiMAXのオプションとして使うauのLTE回線のことを言います。
通常WiMAXは「WiMAX2+回線」を使っているのですが、場所によって電波が悪い時に、補助的にauのスマホと同じLTE回線を月に7GBまでつかうことができるんです。
LTEのオプション代は、月に7GBで1,005円ですが、UQ WiMAX、BIGLOBE以外のプロバイダから申込めば、無料で使うことができます。
もう少し詳しく知りたい方はこちら↓↓の記事をどうぞ。
UQ WiMAXの「LTEオプション」は必要?みんな使ってるの?
次にGhz(ギガヘルツ)のお話です。
WiMAXは状況に応じて電波の周波数「2.4Ghz」「5Ghz」を使い分けることができるんです。
一般的には、通常は2.4Ghzで、周りに電波がある場合などは5Ghzにするといいといわれていますが、設定を変更するだけで速度が速くなることもあるので、遅いと感じる時は、設定を変えてみるといいかも知れません。
もう少し詳しく知りたい方はこちら↓↓の記事をどうぞ。
WiMAXの5Ghz設定
WiMAXのプロバイダ&キャンペーンについて
WiMAXは深キョン、多部ちゃん、永野芽衣ちゃんの美人三姉妹で有名な「UQ WiMAX」が提供しているサービスですが、結論から言うと、ネットの販売代理店であるプロバイダから申込むのがいちばんお得です。
というのもUQはあまり販売に積極的ではなく、ホームページの申込みでも他社を紹介しているぐらい”プロバイダまかせ”なところがあるんです。
au、BIGLOBE、家電量販店の料金は安くありません!
UQと同じKDDI系列の「au」で取り扱っているルーターもWiMAXですが、こちらもキャリアだけあって、auのユーザーですら料金は安くありません。
同じく同系列の「BIGLOBE」も、あまり自由にできないせいか、設定が複雑なだけで安くありません。
家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラ等)も、競争相手がいないので安くありません。
スマホはスクロール→
順位 キャンペーンタイプ |
実質月額 | 主な特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|
1位 とくとくBB |
約3,348円 |
・月額料金最安値 |
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2位 とくとくBB |
約3,480円 |
・総額最安値 |
|
3位 Broad WiMAX |
約3,520円 |
・他社から乗り換えお得 |
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4位 DTI WiMAX+ |
約3,530円 |
・初月と翌月の月額0円 |
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5位 カシモWiMAX | 約3,540円〜 | ・旧機種が安め | |
6位 So-net | 約3,950円 | ・サポートの充実 | |
7位 BIGLOBE | 約4,430円 | ・要機種代19,200円 |
WiMAXの機種について
WiMAXの機種は、持ち運び用のモバイルルーターか、自宅専用のホームルーターに分かれるのと、製造元で分けることができます。
モバイル | ホームルーター | |
---|---|---|
ファーウェイ製 |
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NEC製 |
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WiMAXの類似サービスについて
WiMAXの類似サービスとしてよく比較されるのが「ソフトバンクエアー」と「どんなときもWifi」からはじまったクラウドSIMを採用したポケットWiFiです。
・ソフトバンクエアー
・どんなときもWifiなど
<関連記事>
>>WiMAXとソフトバンクエアーをサービスから料金までマジ比較!
WiMAXとauについて
WiMAXを提供する「UQコミュニケーションズ」と「au」は、同じKDDI系列の会社なので、サービスや回線をシェアしている状況にあります。

WiMAXでは「au」のLTE回線をオプションで使うことができますし、「au」で提供しているルーターはWiMAXなのです。
では、auのユーザーWiMAXをどちらで申込めばいいのかというと「GMOとくとくBB」から申込むのがいちばんお得です。
なぜなら、auで申込んだ場合だと、auの特典であるスマホ割(auスマートバリューmine)しか受けることができませんが、「GMOとくとくBB」から申込んだ場合だと、WiMAXをキャンペーンで契約できるうえに、auのスマホ割も受けることが出来るからです。
<関連記事>
>>auユーザーがWiMAXを申込むときはプロバイダの選び方が超重要!
WiMAXとWiFi、通信関連について
ファーウェイ問題とWiMAXについて
アメリカが中国の製品(主にファーウェイ製)を排除している問題により、たびたび話題になるファーウェイ問題。
ファーウェイ製を使っていると、情報が抜き取られるなどの噂もありましたし、アメリカのサービスであるアプリが使えなくなったりもしました。
WiMAXにはNEC製とファーウェイ製の端末があるので、心配している人も多いと思いますが、ユーザーはどう判断するべきなのでしょうか?
結論から言うと、WiMAXのようなルーターを使用しても、情報が抜き取られるとは考えられにくいし、アメリカのサービスとは関係ないので、使用するには何ら問題がないといえます。
ただし近年の中国の活動をみていると、日本人はもう少し危機感を持った方がいいかも知れないですね。
<関連記事>
>>【WiMAX】ファーウェイ製の機種は危険!?使っても大丈夫なの?
WiMAXと次世代規格「5G」について
5Gという言葉とサービスが、浸透し始め、スマホでも5Gに対応した機種が発売され始めています。
WiMAXは必要ないのではないか?と思われる方もいらっしゃると思いますが、まだそれは時期尚早です。
なぜなら5Gに対応しているサービス自体が、ほとんどありませんし、どのような形で普及されていくのかも未知数でしかないからです。
少なくともあと数年は、今のインターネット事情と変わらない状態が続くと思われます。