UQ WiMAXの違約金1000円、縛りなしも選べる新プランとは
2019年10月から、UQ WiMAXの違約金が安くなりました。
スマホのキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の違約金改正に伴って、UQ WiMAXも値下げをすることになったんです。
ドコモ&au | 違約金:9,500円 → 1000円 |
---|---|
ソフトバンク | 違約金:9,500円 → なし |
ドコモとauは更新月も1カ月から3カ月に延長されて、ソフトバンクは契約期間の縛りがなくなったんですよね。
違約金とは
契約期間の途中、つまり更新月以外で解約するときの契約解除料のことで、解約金ともいいます。
では「UQ WiMAX」の違約金はいくらになったのか?
以前のUQ WiMAXの違約金
1年目:19,000円
2年目:14,000円
3年目〜:9,500円
→1,000円になりました。
めちゃくちゃ安くなりましたよね。
しかも契約期間は3年から2年になって、月額料金も安くなったんです。
契約期間:3年 → 2年
月額料金:4,380円 → 3,880円
利用者にとってうれしいことばかりですね。
月額料金にプラス170円すれば、契約期間なしの違約金なしで契約することもできるんですよ。
このプランは「UQ WiMAX」だけ!
2年契約(+170円で縛りなし)、違約金1,000円のプランは、WiMAXの本家である「UQ WiMAX」だけのプランなので注意してください。
UQ WiMAX以外にWiMAXを取り扱っているプロバイダは多数ありますが、他のプロバイダからの申込みだと、これまでどおり3年&違約金9,500円〜19,000円の契約になります。
さらに詳しく知りたい方は読み進めてください。
お得になった反面、実はデメリットもあるんです・・。
違約金は1,000円になったけど、機種代がっ!
UQ WiMAXの違約金が高かったのには理由があります。
1年目:19,000円
2年目:14,000円
3年目〜:9,500円
約20,000円とされる端末を3,800円で購入することが出来たんです。
20,000円 → 3,800円
「機種代を安くにする代わりに、契約途中で解約する場合は、端末代金をある程度負担してもらいますね。」ということです。
途中解約しないほとんどのユーザーにとってはメリットしかないですよね。
では、違約金が1,000円のプランだと、機種代はどうなるのか?
ユーザーが負担することになってしまいました。
Speed WiFi NEXT W06:15,000円
Speed WiFi NEXT WX05:15,000円
Speed WiFi HOME L02:15,000円
WiMAX HOME 01:15,000円
3,800円 → 15,000円
違約金が1,000円だと、すぐに解約する人もいるでしょうから、当然といえば当然なのかもしれませんが、3年間使う人にとっては、15,000円の出費が増えるだけということになってしまったわけです。
初期費用は、事務手数料3,000円と合わせて18,000円もかかるわけですね。
LTEオプションも有料に!
地下鉄や郊外などでWiMAXの回線「WiMAX2+」だと電波が届きにくいときに、auのLTE回線を月に7GBまで使うことが出来るのがLTEオプションです。
料金は使った月だけ1,005円で、使わなかった月に料金はかかりません。
LTEオプション:1,005円(7GB/月)
3年契約だと無料で使うことができました。
ですが、UQ WiMAXには3年契約がなくなったので、当然LTEオプションを使うには、料金がかかるようになったのです。
せっかく月額料金が4,380円から3,880円に下がったわけですが、LTEオプションを使う人は、3,880円+1,005円=4,885円と割高になってしまったことになります。
UQ WiMAXの新プランってお得なんでしょうか・・。
他のプロバイダの料金プランはどうなった?
UQ WiMAXの料金プランが新しくなって、他のプロバイダはどうなったのか?
とくとくBBやBroad WiMAXなど人気のプロバイダは、これまでどおりの3年契約で、UQ WiMAXの系列会社であるBIGLOBEだけが、UQ WiMAXに寄せたプランに変更しています。
UQ WiMAXとは若干ことなるので、カンタンに説明しておきます。
月額料金 | 3,980円 |
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最低利用期間 | 1年 |
違約金 | 1,000円(1年だけ) |
機種代 |
19,200円 |
契約期間は1年で、月額はUQ WiMAXよりも100円高い3,980円。
違約金は1年間は1,000円で、それ以降はいつでも0円。
ただし、この1年契約には”機種代が24カ月払い”という落とし穴があるので注意しなければいけません。
端末代はUQ WiMAXとは違って、一括ではなく分割払いになるのですが、本当に1年で解約したら、残りの端末代を一括で支払わないといけなくなるのです。
つまり2年間は実質月額4,780円で、契約期間は実質2年ということです。
感覚的にはUQ WiMAXよりも高く感じますが、キャッシュバックがある分だけ、実質的にUQ WiMAXよりも2,000円ぐらい安くなるので、契約期間が短くて違約金が少ない方がいい人は、BIGLOBEで申込むのがいいかも知れません。
まとめ:結局いちばんお得なのはどこのWiMAX?
2年契約、1年契約、違約金1,000円
契約期間が短くなって、月額料金も安く、違約金も1,000円になったUQ WiMAXの新しいプランですが、実はあまりおすすめできません。
なぜなら機種代負担や、LTEオプション有料を含めて、デメリットが大きいからです。
それに、たとえこれまで通りの違約金を払ったとしても、UQ WiMAXよりも安く済ませることが出来るプロバイダがあります。
それはGMOの「とくとくBBのキャッシュバックキャンペーン」です。
\結局いちばんお得なのはココ!/
UQ WiMAXと比較してみました。
UQ WiMAX | とくとくBB | |
---|---|---|
月額料金 | 3,880円 | 実質約3,400円 |
機種代 | 15,000円 | 0円 |
LTEオプション | 1,005円 | 0円 |
契約期間 | 2年 | 3年 |
違約金 | 1,000円 | 9,500円〜19,000円 |
15,000円を払わないといけない「UQ WiMAX」と、キャッシュバックがもらえる「とくとくBB」では、どちらがお得か一目瞭然ですね。
キャッシュバックで違約金を払ったとしても、まだキャッシュバックは残るわけですから、お得なはずですよね。